国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 栄進地区の斜段工について

作成年度 1983年度
論文名 栄進地区の斜段工について
論文名(和訳)
論文副題 昭和57年度(F-15)
発表会 昭和57年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和57年度技術研究発表会
発表年月日 1983/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
白崎勝
出田猛
国村一夫
抄録
十勝管内の面積は、10,830.62km2で、十勝川によって概略二分される。十勝中部農業開発事業所は左岸側を事業地域とし、本年度は直轄明渠排水11地区と農地開発及び草地開発事業それぞれ1地区を所掌している。直轄明渠排水11地区の受益地標高は、EL50m~350mで北に向かって高くなり、11地区16路線について河状の特徴を整理すると、最大平均勾配で1/35、最小平均勾配で1/206となり、比較的急勾配水路である。就中、1/35の平均勾配を示す栄進地区栄進幹線明渠排水路が際立っている。これまで減勢工法として一般タイプ(L型)が採用されていたが、作工物の根掘りによる洪水時の被害発生、コンクリート構造物による施工日数の長期化等が、問題点として上げられていた。当該地域は一般に礫質土で構造物の施工上地質は安定している。このような事からできるだけ地山を傷めないで、短期間で施工出来るものとして、検討し施工されてきたものとして斜段工がある。このタイプは昭和54年頃から取り入れられ、経済的な改良、検討が加えられ、今日では本事業所の一般的なタイプとして採用されている、このタイプを栄進地区の中で報告する。
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