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 固定式視線誘導柱(矢羽根)の視線誘導施設としての視認性について

作成年度 2004年度
論文名 固定式視線誘導柱(矢羽根)の視線誘導施設としての視認性について
論文名(和訳)
論文副題 平成16年度(ふ-5)
発表会 平成16年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成16年度技術研究発表会
発表年月日 2005/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室武知 洋太(TAKECHI Hirotaka)
防災雪氷研究室伊東 靖彦(ITO Yasuhiko)
防災雪氷研究室松沢 勝(MATSUZAWA Masaru)
抄録
北海道のような積雪寒冷地の道路では、吹雪による視程障害によって多くの多重衝突事故が発生している。道路には、吹雪による視程障害に対し冬期道路交通の安全を確保するため、吹雪対策の1つとして、道路線形や走行位置を明らかにする視線誘導施設の整備が、道路管理者によって行われている。北海道では除雪の目印として赤白のスノーポールが用いられてきたが、除雪車両が高速化したためスノーポールの損傷が多く見られるようになった。このため、1980年代以降これを解消し除雪作業の効率化を図るため、固定式視線誘導柱(以下:矢羽根)が常設の道路付属施設として広く導入されてきている。近年、矢羽根は一般ドライバーへの視線誘導施設としての役割も担うようになり、さらに安全性を高めるため、板の反射材や色及び、LEDによって発光させるなどの改良が加えられ、現在では多種多様な矢羽根が設置されている。矢羽根が視線誘導施設として必要十分な機能を備え、かつ経済的に整備されていくためには、矢羽根の色や反射材、自発光式では発光方式、累計光度、LED1個当たりの発光光度の違いによる視認性の差異を明らかにし、視線誘導施設として必要な性能を明確にする必要がある。しかし、このような矢羽根の必要性能について調査を行った事例は少ない。本文では、矢羽根と自発光式デリニェータとの視認性の差異や矢羽根の仕様の違いによる視認性の差異について調査を行ったので、その結果について報告する。
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