作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 景観に配慮した雪崩防止対策のり面工の設計・施工-雪崩の発生を抑制し、道行く人々の眼も楽しませる雪崩防止対策工事例の報告- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成16年度(ふ-7) |
発表会 | 平成16年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成16年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2005/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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網走開発建設部 興部道路維持事業所 | 荒木 大輔(ARAKI Daisuke) |
網走開発建設部 興部道路維持事業所 | 横山 博之(YOKOYAMA Hiroyuki) |
網走開発建設部 興部道路維持事業所 | 楡井 賢司(NIREI Kenji) |
抄録 |
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一般国道239号西興部村の名寄側市街地入口にある切土のり面(モルタル吹付のり面N=1:0.6~0.8)では、平成11年2月17日に幅100m、高さ25mで全層雪崩が発生し、大量の雪が路肩に崩落した。以後、毎年冬期間は日常的に徒歩点検を行い、雪庇と斜面堆雪状況を勘案して、年数回雪落し・排雪作業を行い雪崩が起きないようにしてきた。このような状況から、本のり面は早期の対策が必要と判断し、雪崩対策を考慮したのり面工事を行った。本報文では、岩盤を含むのり面でありながら人工的な構造物(雪崩予防柵)に依存せず、緩勾配切土とハイマツ、タニウツギ、ヤマハギなど北海道に自生する木本類を主体としたのり面緑化により、道行く人々の眼も楽しませ、生態系の保護にも配慮した雪崩防止対策のり面工の設計・施工例として報告する。 |
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