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 漁港における衛生管理を高質化する低温清浄海水取水施設の整備について

作成年度 2004年度
論文名 漁港における衛生管理を高質化する低温清浄海水取水施設の整備について
論文名(和訳)
論文副題 平成16年度(安-18)
発表会 平成16年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成16年度技術研究発表会
発表年月日 2005/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
釧路開発建設部 羅臼漁港事業所前田 優(MAEDA Yu)
釧路開発建設部 羅臼漁港事業所今林 弘(IMABAYASHI Hiroshi)
釧路開発建設部 羅臼漁港事業所賀川 智章(KAGAWA Tomoaki)
抄録
羅臼漁港は、ニシン・秋サケ漁の漁場開拓と共に発展を続け、昭和26年6月26日、道東の漁場開拓の拠点港として、周辺で操業する漁船の避難上、特に重要な漁港として第4種漁港に指定されている。以降、第1次~第9次漁港整備長期計画において整備促進が図られてきたが、利用する漁船数に対し荷揚げ岸壁の不足と背後用地が不足しており、荷揚げ時の待船や時間調整を余儀なくされ、全体として効率の良くない水産品の流通を強いられている。これを改善するため、平成14年度より始まった特定漁港漁場整備計画では、全天候型埠頭(人工地盤)及び低温清浄海水取水施設を中心とした整備が進められており、道東の拠点港としての機能増進と就労環境や漁港の衛生管理の改善及び鮮魚の鮮度低下を抑える施設づくりの推進を目指しているところである。また、平成13年6月11日「環境・衛生管理型漁港づくり」のモデル拠点港に指定され、消費者より品質管理の行きとどいた安心・安全な水産物の供給を期待されているところである。本報文では、低温清浄海水取水施設の基本設計及び現地施工を通じ、技術的検討事項と今後の検討課題について報告を行うものである。
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