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 一般国道334号知床横断道路における法面緑化について-現地自生種木本類による緑化手法-

作成年度 2004年度
論文名 一般国道334号知床横断道路における法面緑化について-現地自生種木本類による緑化手法-
論文名(和訳)
論文副題 平成16年度(環-7)
発表会 平成16年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成16年度技術研究発表会
発表年月日 2005/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
釧路開発建設部 中標津道路事務所西山 泰幸(NISHIYAMA Yasuyuki)
釧路開発建設部 中標津道路事務所佐々木 秀男(SASAKI Hideo)
釧路開発建設部 中標津道路事務所塩島 寛(SHIOJIMA Hiroshi)
抄録
これまで、道路の法面は、斜面の安定工法の1つとして、牧草種を主体とした法面緑化が行われてきた。しかし、地域固有の生物相に富む国立公園内をはじめ、各地の自然公園や山岳地帯などでは、生態系の独自性を保全するため、自生種による法面緑化が求められている。知床半島の中央を横断する一般国道334号は、通称「知床横断道路」と呼ばれ、地域交通および観光の要衝として重要な役割を果たしている路線である。知床は今、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産)」の自然遺産登録推薦地としても注目されており、本報告の対象地は、原則として人の手を加えずに保全する「核心地域」に位置付けられていることから、法面緑化による植生の復元効果が期待されるところである。本報告では、積雪寒冷地域の中でも植物の生育環境の厳しい山岳地帯において、生態系の独自性の保全を目的とした、現地自生種木本類による法面緑化手法の検討結果について述べる。
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