作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | アラミド繊維を活用した越波防止柵 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成16年度(環-9) |
発表会 | 平成16年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成16年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2005/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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室蘭開発建設部 浦河道路事務所 | 岡田 和三(OKADA Kazumi) |
室蘭開発建設部 浦河道路事務所 | 佐々木 博一(SASAKI Hirokazu) |
構造部 構造研究室 | 今野 久志(KONNO Hisashi) |
抄録 |
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一般国道336号えりも町目黒付近(通称;黄金道路)は、海岸沿いに山裾を縫うように道路が設けられており、区域によっては強風および季節風による波が道路に達し、波浪や飛石による通行止めが発生している。当区間は迂回路がなく市民生活や産業活動に支障をきたしており、現在迂回トンネルの建設とともに、緩和策の一つとして「越波防止柵」の設置が進められている。これまで、落石覆道部の越波防止柵は、採光の必要から上部に透明なポリカーボネイト製のパネルを採用し、下部には鋼製パネルを施工していた。ポリカーボネイト製パネルは透明度が高く、耐撓化性や耐衝撃性に優れている。しかしながら、1)コスト面から板厚に制約があり、荷重の大きい下部の使用に適さない、2)下部の鋼製パネル部は採光に問題がある、などの課題があった。北海道開発局室蘭開発建設部と北海道開発土木研究所は、コスト・耐荷力・採光性に優れた越波防止柵の研究・開発を昨年度から進めてきたが、この度アラミドネット補強シートを用いた新しいタイプの越波防止柵を開発し、国道336号汐鳴覆道の柱間の開口部に適用した。本文ではその開発の概要と施工の状況について述べる。 |
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