作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 斜里エコロードにおける防鹿施設の維持管理に係わる現状と課題 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成16年度(環-10) |
発表会 | 平成16年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成16年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2005/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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網走開発建設部 斜里道路総合事業所 | 加賀谷 直(KAGAYA Tadashi) |
網走開発建設部 斜里道路総合事業所 | 河手 雅行(KAWATE Masayuki) |
網走開発建設部 道路第1課 | 三条 光司(SANZYO Kouzi) |
抄録 |
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一般国道334号の斜里町真鯉の区間では、越冬地が付近に存在していることもあり、以前からエゾシカとの衝突事故(ロードキル)が多発していた。そこで、周囲の自然に配慮したエコロード事業として平成6年度から試験的に進入防止施設(防鹿施設)および付帯施設の整備を行っている。斜里エコロードでは、防鹿施設によってエゾシカの道路内への進入を防ぎ、道路横断用施設によって道路両側への移動を妨げないようにする試みが成されており、整備後のモニタリングによって効果を検証している。特に防鹿施設については、人工的な鋼製の柵の他に、自然の素材であるマツ類などのエゾシカの好まない樹木を道路沿いに密植させる対策(防鹿植樹)を試行している。一般的に、施設を整備した場合、その後の維持管理が必要となるが、維持費用を軽減するためにも対策効果とともに耐久性、経済性等の検証が必要となる。本対象区間では試験的に種種の対策を行っており、対策の効果を把握するためにこれまでに全体とした改修は行っておらず、施工から約10年が経過していることから、現状の課題等を整理し、各対策の検証を行ったので、これについて報告する。 |
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