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 抜海漁港蓄養水面の水質・底質環境

作成年度 2004年度
論文名 抜海漁港蓄養水面の水質・底質環境
論文名(和訳)
論文副題 平成16年度(環-25)
発表会 平成16年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成16年度技術研究発表会
発表年月日 2005/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
水産土木研究会岡元 節雄(OKAMOTO Setsuo)
水産土木研究会足立 久美子(ADACHI Kumiko)
稚内開発建設部 稚内港湾事務所森田 卓也(MORITA Takuya)
抄録
抜海漁港では、昭和45年に本格的な活魚対策として陸上蓄養施設を建設したが、取水環境の悪化、維持費の負担大が問題となり、抜海漁業協同組合から代替え施設の要望があった。また、第8次漁港整備長期計画において、漁港整備事業で蓄養施設の整備が認められたことから平成2年に蓄養施設の工事に着手、平成7年から一部供用開始して、ヒラメ・ツブ・ナマコ等が蓄養されている。一方、当該水面は静穏度確保と漂砂対策のために閉鎖水域となっていることから、水質の悪化が懸念され、稚内漁業協同組合に対するアンケート調査においても、「夏期において水質が悪くなりやすくヘドロが発生する」との回答を得ている。そこで、本報文では平成13年から平成16年まで稚内開発建設部と北海道開発土木研究所で実施した蓄養水面の水質・底質調査結果を整理、検討して、蓄養水面環境を把握するとともに、環境改善策の検討に資するものである。
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