作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 水産系副産物(ホタテ貝殻)を再利用した防波堤の建設 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成16年度(環-30) |
発表会 | 平成16年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成16年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2005/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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網走開発建設部 網走港湾事務所 | 山岡 広幸(YAMAOKA Hiroyuki) |
網走開発建設部 網走港湾事務所 | 櫻井 博(SAKURAI Hiroshi) |
網走開発建設部 網走港湾事務所 | 木口 輝(KIGUCHI Akira) |
抄録 |
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我が国では、循環型社会形成推進基本法や建設リサイクル法の整備など環境への負荷ができる限り低減される社会を形成するための法律が制定されており、建設工事現場においては循環型資源の積極的な活用が期待されているところである。オホーツク海沿岸においては、全国一のホタテ貝漁業が展開され、平成13年における網走管内のホタテ貝生産量は約157千トンで全国の約30%、北海道では約38%を占め、我が国最大のホタテの生産基地となっている。しかし、生産されたホタテ貝は主に地元の水産加工会社で加工されるが、これに伴い年間約91千トンの貝殻が副産物として発生し、この処理対応に苦慮しており、水産業を営む漁業地域にとって大きな課題であり、貝殻の適切な処理は生産の安定を図る上で不可欠となっている。このような背景から、宇登呂漁港においてはホタテ貝殻を循環型資源と捉え、外郭施設のケーソン中詰材の一部として有効活用することを検討した。本報告では、ホタテ貝殻の利用に関して留意すべき法規制を整理し、建設資材としての利用が可能であるかを明らかにすることが重要であり、これらについても整理した。 |
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