作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 自然林林床植物の移植方法の検討(第3報)について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成16年度(環-35) |
発表会 | 平成16年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成16年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2005/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 | 佐野 法彦(SANO Norihiko) |
室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 | 玉木 博之(TAMAKI Hiroyuki) |
室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 | 沢田 孝之(SAWADA Takayuki) |
抄録 |
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昨今の環境保全に対する国民意識の向上、緑化に関する社会的ニーズの多様化に伴い、道路建設事業においても自然環境との調和や生態系の早期回復に有効な緑化技術の確立が求められている。従来の道路建設事業における緑化では外来草本が主に用いられており、外来種の拡散による生態系への影響や、周辺の景観に馴染まない等の問題がある。一方で、自然再生にも配慮した緑化が、従来の緑化方法に比べてのり面の安定性に劣る可能性や、再生を目的とした緑化に関する知見の蓄積が少ないといった課題もある。現在、建設中の日高自動車道では、計画路線上で発生した表土、自生している草本類・木本類を緑化材料として、道路のり面を在来植生に自然再生する事業を計画しており、平成13年度から移植試験を開始、その可能性と課題を検討中である。本発表では、第1として、試験開始から3年間(2002年~2004年)の変化についての概要と、現時点で明らかとなった課題について紹介する。第2として、計画路線上で確認された野生植物の移植方法について、道路の盛土・切土のり面への移植手順及び移植の際の留意点について併せて紹介する。 |
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