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 標津川人工湿地へのヨシの導入試験

作成年度 2004年度
論文名 標津川人工湿地へのヨシの導入試験
論文名(和訳)
論文副題 平成16年度(環-37)
発表会 平成16年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成16年度技術研究発表会
発表年月日 2005/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
国土交通省北海道開発局釧路開発建設部 標津河川事業所佐々木 強(SASAKI Tsuyoshi)
国土交通省北海道開発局釧路開発建設部 標津河川事業所野上 毅(NOGAMI Takeshi)
抄録
道東に位置する標津川流域は、流域面積671km2、流域内人口約3万人で、サケマスの重要な増殖河川であり、農業と漁業を主産業とする流域である。そのため自然再生を目指している標津川において農業と漁業の共存共栄や河川環境の保全のため、流域水環境の保全も重要な課題の1つである。そのため人工湿地による水質浄化試験を行い、その効果を把握することが標津川技術検討委員会の課題として位置づけられたものである。人工湿地の造成には、まず水生植物の人為的導入が必要である。一般に植物は、種類によって繁殖方法や生育の特徴が千差万別であるため、導入方法や時期などの制約が大きく、きめ細やかな対応が必要である。低コストな植物導入技術としては、古くはヤナギ埋枝工、近年では、埋土種子の宝庫である表土の保全活用など環境適応的な緑化技術が行われてきた。今回のヨシの導入試験も低コストかつ定着率の高い植物導入技術であり、その結果について報告する。
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