作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 複合橋脚に用いた準高流動コンクリートの充てん性能について-茂辺地大橋- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成16年度(技-48) |
発表会 | 平成16年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成16年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2005/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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函館開発建設部 函館道路事務所 | 小井田 剛(KOIDA Tsuyoshi) |
函館開発建設部 函館道路事務所 | 花田 雄策(HANADA Yusaku) |
函館開発建設部 函館道路事務所 | 杉本 成政(SUGIMOTO Narimasa) |
抄録 |
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国道228号に架かる茂辺地大橋は函館湾沿岸に位置し、上磯町の茂辺地川を渡河する橋梁である。既設PC橋梁の老朽化が進んだことと狭隘な幅員を解消するために架け替えが計画された。計画では河川条件、地域環境への配慮から既設下部工の基礎部を再利用することとした。そこで再利用するためには、安定計算上、新設橋脚基礎部に作用する死荷重を現橋死荷重以下とする必要があった。検討の結果、橋脚の上梁を鋼製とし、橋脚の自重低減を可能とする鋼・コンクリート複合橋脚が採用された。複合構造では鋼殻とコンクリートの一体化が構造上重要であり、軽量化された複合橋脚の中心部、特に鋼材が複雑に配置された上梁隅角部へのコンクリートの完全な充てんは必須である。そこで高品質且つ若干の振動付与により高い充てん性を有する準高流動コンクリートに着目した。本論文では茂辺地大橋の橋脚への適用性の確認を目的として実施したL型フロー試験・現地実物大模型実験について報告するものである。 |
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