作成年度 | 1976年度 |
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論文名 | 糖平大橋の地質調査-横坑内における岩盤調査- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和51年度(A-5) |
発表会 | S51年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | S51年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1977/02/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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永井俊一 | |
杉山博道 |
抄録 |
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糠平大橋は、大雪山国立公園内を南北に貫く、一般国道273号のほぼ中央部、糠平ダム下流約140mの位置に架設計画される橋長L=417mの逆ローゼ型式の長大橋である。昭和46年より計画に着手し、路線の選定、地質概査、および橋梁型式の検討を進め、昭和50年より橋脚、および橋台の設置位置を主体に地盤特性と、支持地盤の把握を目的とした一連の地質調査を実施した。その結果、右岸斜面上にぜい弱ー粘土化した熱水鉱化変質帯の存在することがボーリングコーアーより判明した。高圧L.L.T試験結果からは、劣性な岩質を示し、基礎工に対する影響が懸念され、特に、右岸斜面上に築造する、NO5号橋脚(P-5)は、アーチリブからの大きな荷重が作用するため、変質帯の規模、分布状況、及び強度特性を、正確に把握する必要が生じた。このため、昭和51年度に右岸斜面のP-5計画地点に延長L=25mの横杭を掘削し岩盤調査を行った。本報告は、昭和50年、昭和51年度に実施した一連の地質調査と、横杭調査についてのべるものである。 |
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