作成年度 | 1976年度 |
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論文名 | 穂別町地内稲里地すべりの運動特性について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和51年度(B-3) |
発表会 | 昭和51年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和51年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1977/02/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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鈴木哲也 | |
小林雄一 | |
吉田保 |
抄録 |
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地すべりの自然的誘因には、降雨・融雪・地震・河川による洗堀などがあるが、このなかでも最も大きいそれとみられるのは降雨・融雪などの浸透水の作用である。降雨・融雪による地下水位の変化とそれに伴う地すべりの移動については、谷口や高野(1960)により新潟県神谷地すべりにおいて、種々の相関図によりその関係が明らかにされている。このような現象が道内の地すべり地において解明された例はほとんどなかったが、今回稲里地すべりの調査において、降雨・地下水位・土塊の移動の3者の間に密接な関係があり、地下水位のわずかな変化が地すべりの移動量に大きく影響することが判明した。それとともに当地すべりの運動特性についても2、3の知見を得た。この結果から当地すべりに有効適切な防止工法を選定することもでき、また将来の地すべり予知の方法にも直接関係すると考えられるので報告する。 |
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