国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 橋梁検査路について

作成年度 1976年度
論文名 橋梁検査路について
論文名(和訳)
論文副題 昭和51年度(C-2)
発表会 昭和51年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和51年度技術研究発表
発表年月日 1977/02/25
所属研究室/機関名 著者名(英名)
中山有志
渡辺和信
抄録
現在、北海道開発局における橋梁完成後の保守点検作業は、小規模の橋梁をのぞいて、もっぱら橋梁点検車にたよっているのが現状であるが、当局で保有している橋梁点検車は2台のみであり、一方函館開発建設部がその一部を管理している一般国道5号のような幹線国道にかかる橋梁などでは、交通処理の関係から橋梁点検車による作業が困難になってきているなどの実情もあり、このことから、今後の橋梁工事においては、橋梁架設時において将来の保守点検作業のために、何らかの設備を設置しておくことの必要性が痛感され、又重要な問題であると考える。この報文は上記のような実情にかんがみ、はじめに道内の各関係機関における橋梁の保守点検基準及び、点検設備の設置基準が、どのような現状であるかを調査した結果と、点検のための設備としていろいろ考えられている中で「橋梁検査路」による方式をとり上げ、これについて検討を加えた内容を述べ今後において当局が計画する橋梁架設工事のひとつの資料に供したいと考える。
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