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 真駒内橋架換工事について-半車線施工による架換工事-

作成年度 1976年度
論文名 真駒内橋架換工事について-半車線施工による架換工事-
論文名(和訳)
論文副題 昭和51年度(C-3)
発表会 昭和51年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和51年度技術研究発表
発表年月日 1977/02/25
所属研究室/機関名 著者名(英名)
加藤寅雄
尾山哲
抄録
架換工事において、現橋を通過する一般交通を処理するには、仮橋によるかまたは迂回ルートによるのが一般的な手法である。本橋は北桧山町市街に位置しているが、架橋地周辺の家屋と地形条件が支障となって仮橋の設置ができず、さらに、迂回ルートも得られない現場条件にあたるため、これらの制約を考慮した架換方法を検討した結果、現橋の一部を仮橋として機能させながら新橋の一部を施工し、つぎに、この新橋に交通を切り替えて残りの部分すなわち仮橋部分を施工し、最後に全体を横締めして完成とする「半車線施工方式」によることで計画したものである。本工事は、昭和51年度より2ケ年計画で着工したが、現在一次施工分として計画した新橋部分の(全幅員17mのうち56.85mの上下部工)が完了したので、現橋を通行していた車両交通を新橋に切り替え、歩行者は現橋歩道部をそのまま通行することとして一般交通を処理している。昭和52年度は二次施工分を実施し架換工事を完了する予定ではあるが、現橋歩道部の解体に先立って、新橋に歩道部を設置して歩車道を分離し、交通の安全を期することとしている。本文は、架換計画の概要と施工手順、および実施結果の問題点について、一次施工の状況を中間報告したものであるが、同種の条件における架換工事の一資料として役立てば幸いである。
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