作成年度 | 1976年度 |
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論文名 | 大曲くい試験場におけるくい試験結果 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和51年度(C-12) |
発表会 | 昭和51年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和51年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1977/02/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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石原勝 | |
広瀬荘八郎 | |
魚住浩一 |
抄録 |
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海岸構造物基礎においては、一般に潮流が速く、海底の起伏がはげしく、水深も深いなどの自然条件の厳しい場合、その施工上の有利さから意識的にくいに直接水平抵抗(動水圧)を負担させる多柱式基礎を採用する例もしばしば見受けられる。しかし、道路構造物等においてはその複雑な挙動特性が未解明な点から、水平土圧を直接くいに作用させるような基礎型式を用いた設計手法は、現在のところ体系化されていない。当試験場では、この多柱式基礎としての構造特性を追求することを目標に、今年度はその一環として新たに比較的大口径の鋼管ぐいを打設し、今後の基礎的資料として通常のくいとしての静的な支持特性を追ってみた。また48年度に完成した鋼管セル型ウェル基礎を有する橋台背面に盛土(盛高4m)を施工し、橋台の動態調査を行なうとともに、盛土下の既成地盤上に管渠(鋼管ぐい)を布設し、軟弱地盤上のたわみやすい構造物の変形特性について追ってみた。これら一連の調査結果を述べたものであるが、なかでも特に、くい径の違いによる準ぐいの水平支持特性および軟弱地盤上の構造物の有害変形に二点に主眼をおき、その設計上の観点から若干の考察を加えてみた。 |
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