作成年度 | 1976年度 |
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論文名 | 雨域規模を考慮した計画降雨の考え方-石狩川の計画降雨について- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和51年度(D-6) |
発表会 | 昭和51年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和51年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1977/02/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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清治真人 | |
藤田満士 | |
山田正昭 |
抄録 |
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石狩川は、昭和50年8月24日、台風6号の影響による降雨により大出水をみた。この時の降雨は、石狩川の計画降雨として検討してきたパターンの中では想定できない降雨であり、流域にほぼ一様な分布をみた。この現象は、従来までの大降雨が比較的、地域的に偏度をもったものであったことを考えると、流域平均雨量確率のみでは説明の困難な問題であるため、計画論の立場から降雨確率を検討する際に新たな手法を考え出す必要が生じてきた。本報告では、多元生起確率論を中心として、計画降雨の地域分布と雨域の広さ、短時間降雨強度と時間分布、前期降雨の影響と流出係数などの検討を行った結果について報告するとともに、新しい計画降雨形態としての降雨浮動方式について手法の提案を行う。 |
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