国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 小流域における流出について

作成年度 1976年度
論文名 小流域における流出について
論文名(和訳)
論文副題 昭和51年度(D-12)
発表会 昭和51年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和51年度技術研究発表
発表年月日 1977/02/25
所属研究室/機関名 著者名(英名)
小林伸行
抄録
近年、社会経済の発展や、河川改修工事の進捗に伴ない内水処理対策が強く認識されてきている。社会経済の発展は、低地帯における都市化現象を促進するなど、流域の地被状態を徐々に変化させ、これに伴なって、流出機構は変化し、複雑にしている。さて、低平地を対象にする流出に関する調査は、古くから種々の形で議論され、石原・末石らの注目すべき研究もあるが、現段階では、なお未解明な問題も多く、特に内水の物理的機構解明に重点をおいた調査研究が必要である。また、内水の低平地においては、一般に時間雨量、時間流量など、流出解析に必要な資料が、ほとんど得られない。したがって、計画にあたっては合理式、特にラショナル式による計画高水流量の推定方法にしたがっているものが現状である。本報文では、全道各地の小流域で、比較的整備されている水文資料を用いて、流出率、洪水到達時間などについて解析し、ラショナル式によるハイドログラフと実測のハイドログラフの関係について検討し、合理式の修正についても検討してみたので報告するものである。
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