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 波に関する研究(第2報)-北海道沿岸における確率波高と潮位について-

作成年度 1976年度
論文名 波に関する研究(第2報)-北海道沿岸における確率波高と潮位について-
論文名(和訳)
論文副題 昭和51年度(D-13)
発表会 昭和51年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和51年度技術研究発表
発表年月日 1977/02/25
所属研究室/機関名 著者名(英名)
吉岡紘治
抄録
本テーマの「波に関する研究」は、海岸保全施設の計画、及び工事に際して必要となる北海道沿岸波浪の統計、極値分布の推定並びに侵食量などを求めて保全事業の円滑な進捗を計る事を目的に、昭和50年度より検討を進めている。このようなテーマが取り上げられたのは、前年度の報告書でも述べたが保全事業が体系的に進められたのは、まだ日が浅いため資料が乏しく、計画を策定する上で支障をきたしているためである。現在海岸保全を必要とする区域の全国延長は、15,020kmで海岸線総延長の約48%にあたる。北海道では、1,736kmで全国第1位であるが、未指定延長でも約166kmで第1位となっている。そこで、本稿は前年度検討した50年間の推算波高から年最大波を抽出し、極値分布の検討を行った結果と潮位の検討結果について報告すると共に、これら成果の他に海岸域情報をも集録する、北海道海岸台帳を作成したのでその様式を紹介するものである。
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