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 泥炭性超軟弱地盤における基盤処理工法について-試験工事をふまえて-

作成年度 1976年度
論文名 泥炭性超軟弱地盤における基盤処理工法について-試験工事をふまえて-
論文名(和訳)
論文副題 昭和51年度(D-17)
発表会 昭和51年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和51年度技術研究発表
発表年月日 1977/02/25
所属研究室/機関名 著者名(英名)
工藤昇
丸山雄二
抄録
北海道の泥炭地は、大半主要河川の下流域平野部に分布しており、石狩川流域における55,000haをはじめ、十勝川の4,660ha、サロベツ川の14,600ha、天塩川の5,880ha、釧路川の22,600haなどを主体に約20万haといわれている。泥炭地盤上に、古くから河川築堤を施してきたが、地耐力が極端に弱いために極度の沈下を起し、スベリ破壊を起し、塑性流動を起した破壊例が多く、北海道河川改修事業の進捗に大きなブレーキとなっているとともに、記憶に新らしい50年8月洪水における溢流破堤は軟弱地盤上の堤防が沈下した箇所であり、低コストの技術開発が要求されている。そこで、従来の盛土対策工法に比較してさらに積極的なパイルネット工法、積極砂置換法、自立矢板工法、爆圧工法について試験工事を行ったもので、今後の軟弱基盤処理工法の選定に対して、何らかの手助けになれば幸いである。
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