作成年度 | 1976年度 |
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論文名 | 新千歳空港の基本設計について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和51年度(F-4) |
発表会 | 昭和51年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和51年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1977/02/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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遠藤克宏 | |
辻忠志 | |
谷口秀男 |
抄録 |
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新千歳空港は、北海道における政治、経済、文化などの中心である札幌市と本州主要都市とを結び更に道内の基幹空港としての役割を担い、将来の国際空港を目指して、昭和48年12月24日運輸大臣により設置告示がなされ、昭和49年9月18日に2種空港として政令指定された。これによって旧日本海軍航空隊基地、戦後は米軍による管理、昭和26年民間航空再開、昭和34年には米軍より全面返還されて防衛庁の管理下におかれるという変遷をたどり、以後現在迄民間航空との共用飛行場として使用されている。一方近年の航空輸送需要は著しく増大し、昭和50年には千歳空港における航空利用客は496万人となり、昭和40年の約6倍にも達し、今後は航空機の大型化とも相まって空港としての能力が限界に近い状態となったため、同一区域内に軍用機と民航機が存するという異常な事態を避けるために、民航専用の空港が設置されることとなった。新千歳空港の工事は、昭和50年9月に着工されているが、ここでは基本設計の内容をのべることと事業遂行上発生してくる用地買収、埋蔵文化財の発掘などについても簡単にふれる。 |
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