作成年度 | 1977年度 |
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論文名 | 融雪期における切土のり面の崩落対策に関する調査研究(継続) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和52度(A-1) |
発表会 | 昭和52年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和52年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1978/02/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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抄録 |
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最近、道路に対する社会的要請として、走行車輌の安全性や快適性、さらに、周辺の環境保全などが取り上げられてきているが、道路切土のり面も、その重要な対象のひとつと考えられる。積雪寒冷地である北海道の道路切土のり面は融雪期に崩落することが多く、このような崩落は、のり面の美観を損う小規模な損傷にとどまらず、場合によっては走行車輌の障害となるような大規模な崩落になることもある。これらの崩落は、土層、土質や地形条件などのほか、融雪浸透水が地下水位や浸透水圧の上昇、それに、湧水やのり面の土のセン断強度低下をもたらすことなどによって発生したり、気象と土質が主因となる凍上や凍結融解により発生するなど様々な原因・機構で生起することが推定され、また、いろいろな崩落形態が見られる。現在、このような切土のり面崩落に対する適切な対策工法の採択基準の設定が強く望まれている。このような背景をふまえて、本課題は積雪寒冷地における切土のり面の勾配や対策工法などに対する適切な選定・設計基準を確立すべく、昭和49年度から北海道開発局技術研究発表会の指定課題のひとつとして調査研究を継続して行なっているものである。 |
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