作成年度 | 1977年度 |
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論文名 | 泥炭固化工法による軟弱地盤処理について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和52度(A-7) |
発表会 | 昭和52年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和52年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1978/02/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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石田明勇 | |
真田英夫 | |
三浦智 | |
加納宏 |
抄録 |
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札幌新道の総延長21Kの内、軟弱地盤処理必要延長は約14Kで、全線の67%をしめている。 その内、約1/2が市街地であり、街路としての機能上ほとんどが1m以下の低盛土である。 これら軟弱地盤の内、特に問題となる泥炭部は、石狩低地帯の中心部」であり、深さ4m、含水比800~1000%前後、強熱減量70~90%の植物遺体の堆積地帯で、その変位量は盛高にたいして、約50~80%の沈下量を生ずる軟弱地盤地帯である。泥炭固化については、2,3工法の開発もなされ、セメントによる固化処理の研究もされているが、高含水比、高有機物を含有するため、その処理に多くの問題が残っている。本報告は、札幌新道第3工区建設工事に伴い、平面交差する13号幹道線の下部路床部分に位置する泥炭層の沈下の低減を計り、PCスラブ工法により施工する新道本線部分との取付部の段差の解消を目的としたもので、有機の水和阻害に対し抵抗性を有した泥炭用固化材を使用し、高圧ジェット噴流方式を採用した注入機による地盤改良工法の工事概要であり、最終的な改良効果は交通開放後に待たれるが、ここでは主に改良土の力学特製の変化について述べる。 |
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