作成年度 | 1977年度 |
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論文名 | 軟かい石片の混入がコンクリートに与える影響について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和52度(A-14) |
発表会 | 昭和52年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和52年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1978/02/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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大西弘之 | |
岡村武 | |
今井益隆 | |
辻忠志 |
抄録 |
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建設事業の増大とともにコンクリート用骨材の需要は増える傾向にあるが、天然の川砂利がその大部分を占めてきた粗骨材は乱堀と河川保全によって供給能力が著しく低下し、必然的に品質の低下も目立ってきた。そしてこのような不良骨材を用いたコンクリート構造物に欠陥が生じて問題となることも稀ではなく、コンクリート標準示方書においても骨材の品質がコンクリートに与える影響が大きいことから、諸項目について規格値を定めている。すなわち、粗骨材中に含まれる不純物については、粘土塊0.25%、軟かい石片5.0%、洗い試験を失われるもの1.0%などの限度を示している。しかし、骨材の使用実態をみると、場合によっては規格値外の骨材であっても経済上使用しなければならない場合もあり、規格値の限界として示されている値がコンクリートに対してどのような影響を与えるのか検討する必要がある。本報告は不良な骨材である軟かい石片がコンクリートの強度・凍結融解抵抗性などに与える影響について検討する目的で行った2つの実験の結果をとりまとめたものである。 |
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