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 浜厚真橋附近における交通の態様と対策について-巾員狭隘による橋梁前後における問題点と対策

作成年度 1977年度
論文名 浜厚真橋附近における交通の態様と対策について-巾員狭隘による橋梁前後における問題点と対策
論文名(和訳)
論文副題 昭和52年度(B-5)
発表会 昭和52年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和52年度技術研究発表会
発表年月日 1978/02/24
所属研究室/機関名 著者名(英名)
野口義教
酒井計雄
藤原博
本多満
抄録
一般国道235号は、道央ベルト地帯と日高及び道東を結ぶ重要な幹線道路である。しかし苫小牧~富川間における橋梁は、新設時(昭和29年、30年頃)には永久橋として、工法、技術において画期的なものあったが、20数年を経た現在は、規格(巾員、床版厚)について最近の急増する交通量と車両の大型化、その混入率の増大の対応できなく路線の隘路となっている。とくに浜厚真橋については、苫東開発の区域における拠点というべき地点にあり、近い将来この地点は大きく変貌しようとしているが、現在は開発区域内における唯一の動脈であり、ますます活用されることになるが、巾員が有効巾員5.5m(6.0m)と現規格においては、狭隘であるため橋上において大型車同志の交差が困難なため橋の前後において待機して通過しているのが現状である。この現状によって引き起こされる交通渋滞は、点としての障害であるが、道路のもっている線としての性格上、その路線の使命を失わしめることになる。また、道路管理上好ましい姿でない。さらに発展途上といえども、交通公害として開発の賛否にまで発展する可能性がある。これらのことより、路線全体を検討しなければならないものと思う。この対策として、今年度(52年度)下流側に一車線の橋梁新設を実施した。本報文は、隘路となっている現橋梁部における現況交通の調査結果と、将来交通解析結果とあわせて対策についての検討結果についてのべるものである。
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