作成年度 | 1977年度 |
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論文名 | 光を用いた昇降センシング型積雪計 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和52年度(B-11) |
発表会 | 昭和52年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和52年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1978/02/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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高島和夫 |
抄録 |
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積雪の深さの計測は、古くから、いろいろの分野でいろいろの形がなされているが、幹線道路の除雪作業の立場では、多地点における時々刻々の精確な積雪深を知ることが、その能率化をはかるうえで重要となっている。こうしたことから近年、積雪計の開発が多く見られるようになったが、寒冷、強風とそれにともなう強い吹雪や地吹雪の中では、上述目的に必ずしも十分とはいえず本道での実用例もあまりない。そこで当研究室でも、数年前から簡易で精度のよい全天候型の積雪計を実現すべく、その一法として「光を用いたセンサを昇降させる方式」の研究をすすめてきた。これまで、機能的にも、また汎用の面からも十分満足し得る積雪計を開発した。昭和52年12月、本機を中山峠の除雪センタに設置し全自動による毎時観測に供しているが、山間の厳しい気象下で常に±3~5㎜の精度が保持されるなどその実用性が確認されたので、ここに本機の概要について報告するものである。 |
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