国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 赤泥フィラーを使用した舗装について

作成年度 1977年度
論文名 赤泥フィラーを使用した舗装について
論文名(和訳)
論文副題 昭和52年度(B-19)
発表会 昭和52年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和52年度技術研究発表会
発表年月日 1978/02/24
所属研究室/機関名 著者名(英名)
野口義教
松浦忠雄
中川昇
堀田政機
小笠原和幸
抄録
最近、各種産業廃棄物の有効利用については種々の物が開発中である。アルミニューム製造過程においても多くの廃棄物(赤泥)が生じる。この赤泥は、ボーキサイトからアルミナを製造する工程(付表参照)で生産される。この赤泥の有効利用の一環として、焼成骨材(路盤材)と、これを粉末したフィラーがある。この焼成フィラー(以下赤泥フィラー)を使用した場合のアスファルト合材は着色(レンガ色)されるので、一種のカラー舗装となる。今年度(52年度)一般国道276号(苫小牧~支笏湖間)における自転車歩行者道の舗装に際し、また一部国立公園内を通過するなどから、周辺の景観にマッチさせることを目的として、赤泥フィラーによるカラー舗装を施工した。また昨年度(51年度)一般国道36号苫小牧市地内明野において、試験的に車道表層(細粒ギャップアスコン)を施工したので、材質、配合、施工結果について、合せて工事報告をする。
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