作成年度 | 1977年度 |
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論文名 | 農用地造成作業による表土の腐植含量の変化 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和52年度(E-11) |
発表会 | 昭和52年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和52年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1978/02/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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石渡輝夫 | |
斉藤万之助 | |
宍戸信貞 | |
赤沢伝 |
抄録 |
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近年、わが国では、労働力の不足や農業の機械化に伴い、土壌への有機物の還元が減少し、このため地力の低下が叫ばれ、いわば社会問題ともなっている。これは有機物(あるいは、腐植)が、その化学的、生物的あるいは物理的効果によって、作物や牧草の生育および維持に重要な役割を果たしていることによるものである。ところで、農用地造成の際の障害物処理、特に抜排根作業にとって、土層のかく乱、さらに、このような土壌の不均一化や表土移動は、障害物処理作業に続く播種床造成作業の際、砕土性や土壌改良資材と土壌の混和などに影響をおよぼすが、その実態は、ほとんど明らかにされていない。著者らは、1972年より、このような点に関して、調査研究を行なっている。本報告は、農用地造成改良工法調査の一環として行なわれた。造成試験結果と、事業実施地区での調査結果に基づいて、抜排根作業による腐植含量の変化、表土移動の実態を検討したものである。 |
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