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 土の締固め基準についての考察-飽和度、コーン支持力と締固め度について-

作成年度 1978年度
論文名 土の締固め基準についての考察-飽和度、コーン支持力と締固め度について-
論文名(和訳)
論文副題 昭和53年度(A-5)
発表会 昭和53年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和53年度技術研究発表
発表年月日 1979/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
谷口秀男
抄録
土構造物において土を締固めるということは、土の圧縮沈下、強度変化の安定性を増す土質改良工法の一種で、土構造物の性格にあった締固めの程度を要求している。これが一般には土の締固め基準として規定されており、多くの場合には密度測定によって判定されている。わが国の道路など土木、建築工事のための土工の品質の仕様は、この基本思想に拠っており、締固めの基準になる締固め度がJ・I・S-A-1210に準拠した方法で、それぞれ制定されており、各機関毎に基準値が異なり、同じ道路工事でも建設省はJ・I・S-A-1210「2」に準拠した締固め度85%であるのに対し、北海道開発局ではJ・I・S-A-1210「1」に準拠した締固め度85%で、北海道特有の土の性質があるとしても、全国的にみて低い基準になっている。このようなことから締固めた土の一般的特性と対比しながら、土構造物に必要な強度を基に締固め度を飽和度との関係から検討し、締固め管理基準についての考察を行った。
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