作成年度 | 1978年度 |
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論文名 | 落石防止用金網の腐食に関する試験について(第1報) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和53年度(A-12) |
発表会 | 昭和53年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和53年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1979/02/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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斎藤巌 | |
伊藤洋二 |
抄録 |
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ある土木材料が大量に使用される場合、あるいはそれを部材として大型構造物を構築する場合などには、一般に腐食・防食に対する認識はきわめて深いものがある。たとえば「鋼道路橋塗装便覧」をはじめ各種便覧や設計施工指針に見られる腐食・防食に対する考慮がその具体的な例である。しかし、反対の場合には、腐食・防食に対する検討は十分とはいい難いのが現状であろう。その理由の一つには、材料およびその加工、そしておかれる環境が複雑である為と考えられる。鉄などを基材とした落石防止用金網が使用される環境については千差万別であるが、硫化鉱を含む地帯では降雨などの侵出水が酸性化する為、金網の腐食がかなりの速度で進行することが予測される。しかし、このような條件下での腐食速度や耐久性などについてはあまり報告例が見当たらない。この報告は、数種の金網についてこれまでに実施してきた現地暴露試験および室内腐食試験についての概要とその経過などについて述べるものである。 |
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