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 一般国道229号当丸~六志内間の防災計画について

作成年度 1978年度
論文名 一般国道229号当丸~六志内間の防災計画について
論文名(和訳)
論文副題 昭和53年度(B-2)
発表会 昭和53年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和53年度技術研究発表
発表年月日 1979/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
山口守之
浦山彰
木村佑一
抄録
本路線の当丸~六志内間は、積丹半島の山岳地帯を横断する道路で、昭和20年代末より改良が進められていたが、当時の社会情勢と地形、地質の関係から路線計画上、低規格の道路となっている。路線は、標高610mの当丸峠を境に古平町側及び神恵内村の平野地帯に下っており、全区間が地辷りの多発地帯で、冬季には最多積雪深40mにも及び、また「大雪崩」という地名で示されるように雪崩、吹き溜りなどの発生が随所に見られる特徴を持った区間である冬季、11月初旬~5月下旬迄は交通止めとなっており、北後志圏の主要幹線道路として大きな隘路となっていた。昭和40年代後半より本格的に1次改築に着手し、第8次5ヶ年計画(53~57)をもって概成し、冬季不通区間の解消を図ろうとしている。事業も最盛期を迎え、地形・地質の関係から限られた線形計画の中で、これらの危険箇所の具体的な防災対策計画を樹立するため、昭和51~53年度調査を行ったが、今後、この種の道路事業を施工するにあたり、参考にすべく報告するものである。
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