作成年度 | 1978年度 |
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論文名 | 吹雪地帯における防雪対策について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和53年度(B-3) |
発表会 | 昭和53年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和53年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1979/02/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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早坂恵慈 | |
木元喬之 | |
谷内吉雄 | |
永井博 |
抄録 |
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国道232号は日本海沿岸を走り、冬期間には、海からの強風によってもたらされる、吹雪、地吹雪、による視程不良、吹溜りや雪庇崩落等による交通障害が多発している。現在、障害発生が予想される箇所では、主として防雪柵を設置し対処している。しかし、232号には多くの切土区間があり、防雪柵の効果も切土区間の多くでは十分と言えない状態にある。切土区間では、気流が一つの渦となり、その渦にまき込まれた飛雪が、浮遊する時に視程障害を発生し、行き場がなく沈静して吹溜りや雪庇となる。このことから、切士風上側の、のり勾配を緩くし、風の流れを滑らかにすることによって、渦の発生を弱め、これらの障害要因を取り除くことができると考え、模型実験を参考にし、風上側を緩勾配切土にした。緩勾配切土による、雪庇、吹溜り、地吹雪による視程障害等の緩和と、自発光式視線誘導灯による視程の確保(視程の顕在化)効果について調査したので報告する。 |
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