国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 防雪林に関する風洞実験(第2報)

作成年度 1978年度
論文名 防雪林に関する風洞実験(第2報)
論文名(和訳)
論文副題 昭和53年度(B-6)
発表会 昭和53年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和53年度技術研究発表
発表年月日 1979/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
安濃豊
抄録
当所では昨年度、国道12号岩見沢市岡山地区に試験施工された防雪林の模型実験を行い、その効果の確認と防雪林の成長に伴う将来の変化を予測した。その結果、以下の事柄が判明した。(1)現状の防雪林で大きな防雪効果を期待するのは困難であるが、ある程度の効果は認められる。(2)将来樹高が高くなった場合、枝下間隙を十分遮蔽することによりかなりの効果を期待できる。(3)防雪林端部では風速が速くなり吹雪量も増すから何らかの対策を要する。しかし、これらの実験データは数値化されたものではなく、いわば目視により得たデータであるから説得力に欠ける面があった。今年度はこれらの欠点を補うためいくつかの器材を導入し、出来る限りディジタル化を計り現場との相似性の確認を行った。
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