国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 寒冷地舗装の横断方向ひびわれについて

作成年度 1978年度
論文名 寒冷地舗装の横断方向ひびわれについて
論文名(和訳)
論文副題 昭和53年度(B-12)
発表会 昭和53年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和53年度技術研究発表
発表年月日 1979/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
小栗学
久保宏
熊谷茂樹
抄録
最近、道内の比較的寒さの厳しい地域において、凍上破壊などによるものとはまつたく異なる新しい形態のひびわれが、アスファルト舗装道路に数多く見受けられる。この種のひびわれは、以前から発生していたと思われるが、発生初期には交通車輛の走行にさほど支障はなく、寒冷地舗装に発生するひびわれは今まで自動車荷重や凍上による破壊に集約されて論じられてきたことから、ほとんど手がつけられていなかつた。しかし、発生してからの経過年数とともにひびわれ幅の進行や本数も増加するため、雨水の侵入などにより混合物のはく離や路盤支持力が低下して、舗装が亀甲状に破壊するなど車輛走行感の低下を招く。また、昨年は舗設した翌年に早くもひびわれが発生したところもあるなど、この種のひびわれに対する防止対策や推持補修対策の早急な確立を迫られており、重要な問廣となつてきたものである。そこで、これらの実態をは握するため、53年度に全道的な実態調査と数個所の解体調査などを行つたので、その分布状態や調査結果を報告する。
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