作成年度 | 1978年度 |
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論文名 | 奈江橋耐久性調査 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和53年度(C-13) |
発表会 | 昭和53年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和53年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1979/02/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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高柴保明 | |
太田利隆 | |
辻忠志 |
抄録 |
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グラウトにPC鋼線が、完全に包まれていれば、腐食は起こらないが、グラウトの品質が悪かったり注入が不完全でシース内部に空げきなどが残っていると、内陸地で環境が良好であっても、PC鋼線に腐食が生じることが報告されている。PC鋼線は、高い応力を受けているため腐食が生ずると、構造物に与える影響が大であるが、PC構造物は、他の構造に比べまだ新しいため耐久性に関する資料は、多くない。長期間供用したPC構造物の調査結果の集積が大切と思われる。奈江橋は、昭和31年、一般国道12号砂川市豊沼地内奈江川に架設された、ポストテンショニング方式PC単純橋(支間17.60m有向幅員10.40m)であり、当研究室が昭和33年以来、縦ひびわれの経年変化を調査していたものである。昭和53年、河川改修に伴ない廃橋となったのを機会に、コンクリート及び、PC鋼線の品質、縦ひびわれ、シースの腐食、グラウトの品質及び、注入程度、PC鋼線の腐食などを中心に調査を行なった。 |
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