作成年度 | 1978年度 |
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論文名 | 軟粘性土質における凌渫型矢板岸壁の変形挙動について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和53年度(F-17) |
発表会 | 昭和53年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和53年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1979/02/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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竹田英章 | |
東理胖 |
抄録 |
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十勝川河口の右岸一帯に展開する湿原野に、掘込港湾である太平漁港の建設が進められている。昭和45年の着工以来、防波堤の工事がなされてきたが、ほぼ10年に至らんとする昭和53年に、岸壁の建設にとりかかった。その構造は、控えに矢板を用いた矢板型式である。この型式は、陸打ちを行なった後に、前面を浚渫する場合に、その特長をいかんなく発揮する。しかし、この型式は変形の大きいのが欠点で、次の2点が実施段階に持込された。①控え矢板の頂部コンクリートを施工すべきかどうか②前面および控え矢板の頂部コンクリートの打設の時期これらの問題点をクリヤーするために、①に関しては控え矢板にストレインゲージを貼って、②に関しては前面および控えの矢板に傾斜測定用のパイプを設置して、施工の各段階における、応力および変形を測定した。結果として、控え矢板の頂部コンクリートは、当港にあっては必要と判断した。また、傾斜計による変形の計測は、トランシットによる法線出入りの測量と合いまって、頂部コンクリート施工の時期を早期に確定することができた。 |
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