作成年度 | 1979年度 |
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論文名 | 鋼繊維補強超速硬セメントコンクリートの諸性質について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和54年度(A-3) |
発表会 | 昭和54年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和54年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1980/02/22 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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今井益隆 | |
太田利隆 | |
辻忠志 |
抄録 |
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建設工事の急速施工にともなうコンクリートの早強化の要請に応えるべく、超速硬セメントの開発が行われ、ジェットセメントの名称で市販されて、すでに7,8年経過しているが、その速硬性を活かして主に緊急補修工事の分野で活用されている。特に専用のミキサ車の開発によって、工事現場での練り混ぜが容易となったために、その使用例も増加しつつある。一方、鋼繊維をコンクリート中に混入することによって、ひびわれに対する抵抗性が大きくなり、引張強度が高まるとともに靭性を増すことが知られているが、基礎研究から応用研究へと進んだ昨今では、得られた多くの成果によってトンネルライニング、道路、空港の舗装、橋梁床版などの施工が盛んに行われている。本文は,このようなすぐれた特性をもつ超速硬セメントと、鋼繊維を用いたコンクリートの複合材料としての特質、とくに、構造物の補修、あるいは補修を目的とした場合の、適用性を検討するために行った、実験の結果について報告するものである。 |
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