国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 瑞雲橋(5号線)の橋梁計画

作成年度 1979年度
論文名 瑞雲橋(5号線)の橋梁計画
論文名(和訳)
論文副題 昭和54年度(C-1)
発表会 昭和54年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和54年度技術研究発表会
発表年月日 1980/02/22
所属研究室/機関名 著者名(英名)
丹野次男
中山薫
小林康郎
南出忠利
髙木秀貴
抄録
主要道々浦河大樹線は、十勝日高の短絡路線であり、昭和28年経済調査を行なったのを始めとし、その後4回に亘り産業開発効果を調査した。昭和41年には空測、計画線踏査、昭和42年ペーパロテーション、昭和43年計画線概査と逐次計画は進展し昭和45年10月1日、建設省告示、第1440号をもって開発道路の指定を受け今日に至っている。開発道路の指定をうけた昭和45年(帯広開発建設部担当分、広尾町上豊似~野塚トンネル坑口間l=14,328m)の内l=400mの工事に着手l=100mの改良を完成させた。以来昭和53年度末現在、完成(l=9,000m)作工先行、暫定土工(l=1,745m)を施工している。昭和52年度迄の工事ヶ所は、豊似川沿いの平坦部を平均路面勾配i=3.0前後で屈曲の少ない坦々とした道路を築造して来たが、二股橋以降は、日高山脈の山ふところに入り、峻嶮な地形条件、大転石層が介在する劣悪なる地質条件となっている。本文は、このような他に余り例のない厳しい基礎条件となっている端雲橋の橋梁計画および下部工の施工計画について、報告するものである。なお、本橋は55年下部工に着手し57年上部工完成の計画で施工予定である。
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