国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 穂別大橋の工事報告について

作成年度 1979年度
論文名 穂別大橋の工事報告について
論文名(和訳)
論文副題 昭和54年度(C-2)
発表会 昭和54年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和54年度技術研究発表会
発表年月日 1980/02/22
所属研究室/機関名 著者名(英名)
藤田洋延
吉村昭次
荒繁雄
宮本行観
抄録
一般国道274号は、道央と道東を結ぶ最短ルートとして脚光を浴び、昭和45年に昇格された国道であるが、道路網的にも一般国道12号、一般国道38号などの道路と連絡して関連地域の経済効果はもとより、道東地域の開発をも促進するものと期待されている路線である。当国道は札幌を起点とし、日高を経て帯広に直結している。全長は169.6kmであるが、この内の稲里~日高間34.1kmは未開通の地すべり地帯を含む難工事区間である。穂別大橋はこの区間内にある穂別ダムの湛水内に位置するが、その周辺条件を踏まえて路線の選定および地質条件を考慮に入れた橋台、橋脚の基礎工、また上部工に採用した床版打設工法、ならびに調査試験結果について工事報告するものである。昭和51年度第19回技術研究発表会において発表済みであるが、昭和45年からペーパーロケーション、踏査などに基き、2つのデスクプランが出されたが昭和46年からAルート、Bルートの路線調査および地質調査を行なった結果、Bルートの橋梁案は3橋となり、トンネルは230m、土工部分の地すべり規模が大きいなど、経済性、施工性など総合的に検討を加えた結果、Aルートに決定した。
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