国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 内水を考慮した氾濫システムについて

作成年度 1979年度
論文名 内水を考慮した氾濫システムについて
論文名(和訳)
論文副題 昭和54年度(D-33)
発表会 昭和54年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和54年度技術研究発表会
発表年月日 1980/02/22
所属研究室/機関名 著者名(英名)
恒松浩
村端克己
抄録
我国の経済、社会、文化活動の主舞台である河川氾濫源・沖積地における基本的要件としての治水安全度は、従来その地域を流れる河川の計画流量の確立規模とそれと一体の施設としての築堤等により設定されてきたが、築堤の概成とともに氾濫区域内での氾濫外水・内水の挙動により、その地域の治水安全度を再評価する必要が高まってきている。石狩川下流部においても、その広大な低平地を貫流する石狩川沿川において計画高水位+50cm以上の連続堤が概成し、計画高水位の再検討や、築堤高の計画高水位に対する評価といった視点とは別に、一旦破堤した場合に堤内氾濫源において流動状況、浸水状況がどう推移し、またすれらが道路、排水路等の地上阻害物によりどういう影響を受けるか、更には土地利用の進展、地盤沈下の進行がどういう効果をもつか等について詳細に検討する事が緊要となっている。ここでは、次の4点、即ち① 内水・外水を同一システムによってとり扱う。② 氾濫水の流動状況をその詳細について分析する。③ 外水条件・破堤条件の与え方について検討する。④ 計算例の蓄積を図り、今後の調査、検討に寄与する。を主目的として行った検討の概要紹介を行うものである。
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