作成年度 | 1979年度 |
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論文名 | 農業用ダム水温調査について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和54年度(E-5) |
発表会 | 昭和54年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和54年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1980/02/22 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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新井貞夫 | |
矢部正幸 |
抄録 |
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農業用ダム温水取水設備の設計にあたり最も重要であり、最も不明確なものが貯水池の水温分布である。特に設備を適正な規模とするためには、取水計画にもとずく温水取水量と、その時期に対応した水温分布予測をすることが必要である。貯水池の水温分布はダム設置点の地理的条件、気象条件、貯水池の面積、流入水温および流水量、取水量、取水方法などにより複雑に変化するものであり、ダム建設以前にその貯水池の水温分布を予測することは非常に困難である。この鉛直水温分布の予測を行うために、現在近傍類似ダムのデーターを利用したり電算によるシュミレーション解析を行なったりしているが、これらをいかに精度よく予測できるかが設計にあたっての最も重要なことがらである。このような現状を踏まえて、今回北海道内の6ヶ所のダムについて貯水池内の鉛直水温分布ならびに流入水温、取水設備呑口部の流速分布、放流水温、水口部水温等について調査をしたのでその記録を紹介すると共に今回の調査結果及び過去の調査資料を基にして今後の取水設備の新しい考え方を述べるものである。 |
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