国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 砂の密度と強さ

作成年度 1979年度
論文名 砂の密度と強さ
論文名(和訳)
論文副題 昭和54年度(E-7)
発表会 昭和54年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和54年度技術研究発表
発表年月日 1980/02/22
所属研究室/機関名 著者名(英名)
坂田資宏
抄録
フィルダムのような、土石構造物の施工管理のうちで、密度測定は大きなウエイトを占めている。つまり、密度と強さのあいだに相関性がみられるため、盛立ての一定量ごとに材料の強度試験をおこない両者の関係をチェックしている。ふつう、材料の強度試験には、一面セン断か三軸圧縮試験がおこなわれる。いずれの場合でも、現場における管理条件である粒度・含水比・密度といったファクター、又は相似する条件を供試体にあたえ、実際の構造物がもつ強さの推定をするものである。つまり、土石材料の強さは、密度ばかりでなく、粒度・含水比その他の影響をうけるため、「密度即強さ」という単純な関係では現実にありえないのである。しかし、日常の盛土施工管理上、つぎつぎに報告されるこれら密度試験のデータにただしい評価をあたえ、構造物の安定性を検照する途をひらくことが急がれている。その1ステップとして、標題のとおりのテーマをとりあげてみた。扱った事柄は、乾燥砂の三軸圧縮試験で、特殊土壊開発研究室の「恒圧圧縮試験装置」を使用した。
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