国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

 渓流取水工について-渓流取水工による大量取水の場合-

作成年度 1979年度
論文名 渓流取水工について-渓流取水工による大量取水の場合-
論文名(和訳)
論文副題 昭和54年度(E-10)
発表会 昭和54年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和54年度技術研究発表
発表年月日 1980/02/22
所属研究室/機関名 著者名(英名)
小林和敏
三浦和夫
中島和宏
抄録
全体実施設計芽室地区(国営芽室地区直轄かんがい事業)は、河西郡芽室町の山岳部を除いたほぼ全域で、受益面積は美生川左右岸の12,430ha、受益標高75~325mで標高215m以上の受益地2,230haは美生ダム、標高215m以下の受益地10,200haは美生頭首工からパイプで送水し畑地かんがいするもので、取水源は美生川でその必要な取水量はダム取水0.604m3/sec、頭首工取水4.90m3/secと大流量である。この美生川は芽室岳などに源を発し本地区の中央を流下し十勝川(1級河川)右岸に合流している。頭首工地点の河床勾配は1/80程度で流路幅は25m、河床及びその周辺は10~30cmの玉石に60cm前後の転石が介在している。頭首工地点より上流約1.5km附近に建設されている砂防ダムの状況からみても、洪水時には土砂、玉石、流木などの流下が多いと思われるので、土石レキの堆砂・浮遊流下物などによる取水障害・流石流木などの流下物に対しての耐久性・施工性・維持管理・経済性などを考慮しバースクーリン底部取水型渓流取水工を採用するものである。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.