作成年度 | 1979年度 |
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論文名 | 農地開発事業における有機物資材投入に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和54年度(E-16) |
発表会 | 昭和54年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和54年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1980/02/22 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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石田哲也 | |
矢野義治 |
抄録 |
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近年の農用地開発事業は新規造成地が年々奥地化しており、地形状件などが劣悪であるが、機械化営農を中心とした圃場の造成を前提としているために現況地形を部分的に修正する改良山成工、階段工が主体となっている。したがって、新規造成地では表土の利用が難しく下層土が作土となるために土壌の理化学性は不良な場合が多く、作物の安定生産を確保するためには土地基盤整備として現在実施されている石灰施用による酸性矯正、リン酸資材の施用とあわせて、有機物質材投入の要請が強まっているところである。このような情勢に対処するために、有機物質材投入に関する具体的な検討を行い、その方針を明らかにするために基礎試料を得ることを目的として、国営農地開発事業を実施中の智恵文地区と相和地区で土壌調査を行なったので、その結果を報告する。また、有機物質材のひとつである堆肥の投入は農業慣行として古くから行われているが、その有効性に関する問題も古くから注目され、現在なお研究が継続されており数多くの資料が著積されている。そこで、今回の調査報告とあわせて、有機物質材投入の効果について現在の土壌肥料学的見解を整理した。 |
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