国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 港内水交換に関する一考察(その3)

作成年度 1979年度
論文名 港内水交換に関する一考察(その3)
論文名(和訳)
論文副題 昭和54年度(F-2)
発表会 昭和54年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和54年度技術研究発表
発表年月日 1980/02/22
所属研究室/機関名 著者名(英名)
藤田郁夫
福田光男
抄録
近年、閉鎖性海域の水質保全対策が注目されており、東京湾、伊勢湾、大阪湾、瀬戸内海などの広域湾あるいは海域の水質保全対策を検討するため、大規模な水理模型実験等が実施されている。このような広域湾あるいは海域とは別に、外郭施設で囲まれた港湾内の水質保全対策も、重要なことは言うまでもない。港湾は港内の静穏度確保を第一と考え防波堤を築設するから、その結果、港内は半閉鎖性となり、海水の滞留が生じ、汚染が進む可能性を含んでいるからである。特に、掘込港湾の場合、水際線を有効に活用するため、どうしても水路が細長く掘込まれることになり、強い閉鎖性を持つことになる。本研究は堀込み港湾として我国で最初に築設され、水際線に工場が立地している苫小牧西港をモデルに選び、潮汐による港内循環流、および港内拡散特性を実験的に明らかにしようとするものである。本研究は昭和51年度より実施しているが、53年度までに現地調査は終了し、その結果は、現地調査報告書として報告済みである。本報告では、昭和54年度に実施した水理模型実験の結果について報告するものである。
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