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 超音波式流速計による波向の観測(苫小牧港)

作成年度 1979年度
論文名 超音波式流速計による波向の観測(苫小牧港)
論文名(和訳)
論文副題 昭和54年度(F-3)
発表会 昭和54年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和54年度技術研究発表
発表年月日 1980/02/22
所属研究室/機関名 著者名(英名)
上薗晃
抄録
苫小牧港における波浪観測は、昭和52年度より従来の西港でのステップ式波高計を用いた観測に替り、勇払沖(水深24.5m)での超音波式波高計による観測を行なっており、また、波向の観測は、西港に設置されているミリ波レーダーで、昭和47年度より観測を行なっている。一方、波向の観測として、波による水中の流れを観測し波向の数値解析を行なう方法があり、電磁流速計等を用いた観測及び解析が試みられたが、最近、超音波を利用し水の流れを観測する機器の開発及び、得られたデータより波向の解析を行なうシステムの開発が、港湾技術研究所、日本気象協会、海上電機株式会社の三者により共同して行なわれた。この超音波式流速計による波向の観測は、鹿島港等に於て実施され、一応の成果が得られるようになった。このため、苫小牧港に於ても、波向の解析を行なうべく、昭和54年度この超音波式流速計を、現在超音波式波向計を設置している勇払沖に設置し波向の観測を10月より開始した。この計器は、道内では初めてのものであるため、以下にこの計器の紹介と、今年度行なった若干の解析について報告を行なうものである。
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