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 苫小牧港の調査方法と調査器具の研究について

作成年度 1979年度
論文名 苫小牧港の調査方法と調査器具の研究について
論文名(和訳)
論文副題 昭和54年度(F-4)
発表会 昭和54年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和54年度技術研究発表
発表年月日 1980/02/22
所属研究室/機関名 著者名(英名)
大沼松蔵
抄録
港湾技術の粋を集めた苫小牧工業港(西港)は、我が国で始めての掘込み式人造港湾として建設着工以来27ケ年間の歳月を費して、現在は日本屈指の大港湾と成長して北海道経済の重要な要となっている。また苫小牧東港は、昭和51年8月ナショナルプロジェクトによる東部大規模工業基地として、港湾建設工事が着工され作業船船溜完成、翌年には外郭構造物東防波堤工事が急速に進められた。特に昭和53年度もおいては、我が国港湾史上まれに見る東防波堤構造物1500mの短年度完成をみた。苫小牧西港、東港とも砂浜海岸であり、地質層も砂、火山灰、シルト、レキ等の互層であるために港湾建設では、海底砂の移動現象を把握することが重要な課題であった。自然を相手とする漂砂調査は、北海道大学工学部、開発局土木試験場でも現地で追跡調査実施し成果をあげたのである。本研究会の報告として、苫小牧港湾建設事務所調査試験係で過去から現在まで実施した漂砂調査方法及び私が開発した幾多の調査器具について報告する。
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