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 抜海漁港の防波堤計画と漂砂現象

作成年度 1979年度
論文名 抜海漁港の防波堤計画と漂砂現象
論文名(和訳)
論文副題 昭和54年度(F-7)
発表会 昭和54年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和54年度技術研究発表
発表年月日 1980/02/22
所属研究室/機関名 著者名(英名)
太田栄持
真田守
北村征
渡部博美
抄録
抜海漁港は、稚内市から日本海に沿って南下すること約15km、利尻礼文両島とわずかな距離をもって相対する位置にある第4種漁港である。昭和26年、地元沿岸漁民の漁業の基地として「北海道」の手によって第2種漁港として鋭意整備がはかられてきたが、昭和48年、国の直轄施工の漁港として第4種に昇格し、今日まで約28億3,000万円余りをもって整備が進められてきている。当港は、稚内港が例年2月中旬~3月中旬にかけて流氷に被われ、漁船の出入はもちろん、フェリーの就航も阻まれることから稚内港の「副港」的性格付けと、さらには日本海々域の漁業の基地として大きく期待される港である。しかしながら当港は、秋から冬にかけての風浪による港口、港内埋没が著しく、漂砂対策がこの港の計画面で最大の課題となっている。昭和48年直轄の手に委ねられてから今日まで、工事の実施とともに各種の調査を実施してきた。本報告文はこれまでの調査結果を取りまとめ、防波堤計画と漂砂現象の現状をは握するとともに将来計画に対する何らかの示唆を与えるために、昭和53年度までの調査をまとめたものである。
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