作成年度 | 1979年度 |
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論文名 | 函館港豊川地区-5.0m岸壁工事について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和54年度(F-13) |
発表会 | 昭和54年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | 昭和54年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1980/02/22 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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賽福一哉 | |
佐藤功 |
抄録 |
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函館港豊川地区-5.0m岸壁は魚市場機能の増進を計るため施設用地拡張の必要から計画された。現地盤の地質は-45mまで粘土質シルトまたは粘土が厚く堆積した軟弱地盤である。この地質に対応できる岸壁構造として、当初直杭式横さん橋が採用された。工事は昭和48年に着工され、50年に延長120m、港湾施設用地6,100m2が、完成した。残数量は第5次5ヵ年計画で計画されており、現在施工中である。しかし港湾施設用地の沈下が予想より早く残延長220mについては、不等沈下による構造的支障と利用上の支障を起たすと考えられ再検討の結果、港湾施設用地には早期に圧密沈下を促進し、残留沈下を減らすためにサンドドレーン工法を、岸壁は港湾施設用地との不等沈下に対しできる限り一体となって対応でき、利用上支障のない構造とする必要から、基礎部は安定上から強制置換工法、本体は二重矢板工法を採用することになった。この強制置換法の設計、施工と改良直後の土質調査の概要については、第23回北海道開発局技術研究発表会に報告した。本文ではその後の追跡調査の概要と問題点、および沈下の推定について、述べるものである。 |
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